今回のA&Vフェスタ2009には、国内外の有数メーカーによる、試聴や製品展示・新製品の紹介などが行われ、家族連れや多くのオーディオファン、そして業界関係者多数が足を運んだ様子。
ビクターエンターテインメント鰍フ「K2HD MASTERING+CRYSTAL」として、クリスタルディスクの試聴が行われたブースでは、1時間1回の試聴になると多くの観客が詰め掛け、立ち見(聴)も出るほど。
音の奥行きや質感だけでなくその演奏者の持つ個性の細微までが表現されていることなどを解説し、ステレオセットだけではなく、通常のCDプレイヤーでも比較して、その差が大変わかりやすい試聴を行っていた。
試聴した観客から、セッションが終わる度に多くの質問が担当者に寄せられていた様子。
また、概ADラボの試聴ブースでも、セッション中に1曲はクリスタルを流していただき、素晴らしいオーディオ設備機器で聴いていただくチャンスとしてご活用いただいた。
また、概ADラボによる、初日に行われた報道関係者向け試聴会では、約20名の報道関係者が集まり盛況であった。試聴音源は概ADラボの持つ、パーカッションを多用した、アコースティックよりの音源で、クリスタルディスクの性能を披露。「このクリスタルディスクは販売予定があるか?」という質問もあり、関心の高さを感じた。
21日(土)に(株)ソニーのブースにて行われたオクタビアレコードによる試聴会においても、最後に1曲オクタビアレコードの音源で作成したクリスタルディスクサンプルとして、弊社のクリスタルディスクがかけられた様子。
また、22日(日)14時より、オーディオ雑誌「オーディオ・ベーシック」(共同通信社)による「話題の新素材CDを聴き比べる」セミナーが開催され、オーディオ評論家 林正儀氏によるSHM-CD、HQCD、Blu-spec CDといった高音質CDの解説と試聴の後に、クリスタルディスクも紹介され、試聴も披露された。
今回のサンプルは、「オーディオ・ベーシック」(共同通信社)の保有音源で、同誌Vol.48に付録として同梱されていた通常CD盤「まどろみの宮廷ガムラン」を、今回特別にクリスタルディスク盤にしたものを試聴。他のタイトルにはない、自然の音やシンプルなガムラン独特の細やかな雰囲気や神秘的な空気感なども表現された音に、観客もうなずきながら熱心に耳を傾けていた。
今回、さまざまなブースなどでも、高音質CDへの興味の高まりを感じた。また、各社でクリスタルディスクの試聴を行っていただいたことは大変うれしいことであり、今後ともクリスタルディスクの音色に触れてもらえるチャンスを広げていければと願う。